この本最後まで読んだ。
何と後半は、彼の研究の対象が
東洋医学になり、これが物理的に
解明できれば医療に役立たせるとの
確信と思いがOリングに繋がった。
そこに至る過程に発気をする気功師との
出会いがあり、発気を解明してセオリー
として再現できる法則まで見つけたと
言うのだ。
詳しいことは本には書かれては
いなかったが論文で出したと言うので
検索もしてみた。
手や脳の部位と実際の臓器との関わり
図までは見つけた。中国にも同様の図が
存在し、似ているが少し違うところも
あったようだ。
発気のいわゆる下丹田の位置も少し
ずれているらしい。
彼が東洋医学にハマるきっかけは、
前半に書かれていた彼の半生の体験記に
ある家族が医療の限界で命を落として
いたり、いかなる治療でも痛みが
柔がなかった四十肩が一本の針治療で
収まったことに由来する。
本人が解明した発気装置で殆ど文盲に
なっていた患者の目が見えるようになった
デモンストレーション体験もあったとある。
思いがけない気の話に胸躍って
しまった❣️
発気は、彼の講演や論文を勝手解釈で
自分のものとする輩が現れ、しかも
正しく無いので悪評被害に遭うのを避けたかったようだし、Oリングを中心に
医学として役立たせる方に進み、彼の
指導のもとに治療可能な医師免許
のように認可性にしたようだ。
医師に見放された患者やこの診察の
可能性で受診を望む患者がいるせいらしい。
発気より具体的に ピンポイントで
悪い場所の特定ができ それを元に
精密検査などで治療に繋げられる
メリットがある。
発気は、医療器具や薬を使わないで
理想的な治療になる可能性は秘めているが
その域に到達させるのは難しいと
思われる。
マスターは発気をすることで自らの
寿命を縮めていると書かれていたが
それは無いはず。気功の気は自分の気
だが無尽蔵の自然の気を取り込んでいる
はずなので それに到達していれば
疲弊は無いはず。